はじめに
今回はWordPressのeditor-style.cssを編集して自分のサイトをカスタマイズするやり方について紹介していきます。
editor-style.cssが編集できるようになると、ご自身のビジュアルエディタのデザインを好きなように変えることができます。
無料テーマのCocoonを使って説明していきますが、WordPressのカスタマイズ方法は同じです。
気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
ビジュアルエディタのカスタマイズまとめについてはこちら。
style.cssを編集してサイトをカスタマイズする場合はこちら。
それでは説明に移ります。
目指す形
本記事で目指す形を最初に示しておきます。
以下editor-style.cssが未編集の状態です。
editor-style.cssを編集して背景色を変更させます。
事前準備
まずは事前準備として以下赤枠のように「外観」から「Cocoon Child」が有効になっていることを確認してください。
Cocoon Childを有効に出来たらeditor-style.cssを編集していきましょう。
カスタマイズ方法
WordPressのeditor-style.cssを編集する方法は大きく以下の2つのやり方があります。
どちらもよくやるやり方ですので2つとも説明していきます。
ご自身に合ったやり方でeditor-style.cssを編集してください。
管理画面から編集する
まずは管理画面からeditor-style.cssを編集するやり方について説明していきます。
テーマエディターを選択
以下赤枠の「テーマエディター」を選択しましょう。
選択完了するとワーニング画面が出てくる場合があります。
内容を読んで「理解しました」を押しましょう。
以下赤枠から「Cocoon Child」を選択しましょう。
続いて「ビジュアルエディターのスタイルシート(editor-style.css)」を選択します。
editor-style.cssを編集
以下画面からeditor-style.cssを編集していきます。
赤矢印のようにコードが書かれている最後の行以降にコードを追加していきます。
以下のコードを追加しましょう。
.body.article{
background-color: red;
}
/*
WordPressのバージョンが5.8以降の方は以下を指定してください
.edit-post-visual-editor__post-title-wrapper{
background-color: red;
}
*/
コードを追加したら「ファイルを更新」を選択します。
「ファイルの編集に成功しました。」と表示されれば正しく編集できています。
それではサイト側がどのように変更されたか確認していきましょう。
以下のように全体の背景が赤色になっていればサイトのカスタマイズができています。
エディタで編集する
続いてエディタを使って編集するやり方について説明していきます。
ディレクトリ構成
Cocoon Childのテーマは以下のディレクトリ構成になっています。
cocoon-child-master
├ skins
├ tmp-user
├ amp.css
├ editor-style.css
├ functions.php
├ javascript.js
├ keyframes.css
├ screenshot.jpg
└ style.css
editor-style.cssを編集
以下赤枠のeditor-style.cssを編集していきます。
赤矢印のようにコードが書かれている最後の行以降にコードを追加していきます。
以下のコードを追加しましょう。
.body.article{
background-color: green;
}
/*
WordPressのバージョンが5.8以降の方は以下を指定してください
.edit-post-visual-editor__post-title-wrapper{
background-color: green;
}
*/
コードを追加したらeditor-style.cssを保存します。
それではサイト側がどのように変更されたか確認していきましょう。
以下のように全体の背景が緑色になっていればサイトのカスタマイズができています。
おわりに
以上WordPressのeditor-style.cssを編集して自分のビジュアルエディタをカスタマイズするやり方について説明しました。
いかがだったでしょうか。
ビジュアルエディタを自分好みにしたい場合はeditor-style.cssを編集することが必須になってくるのでぜひ参考にしてください。
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