【Tailwind CSS】CDNで使い方を学ぼう

html/css
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はじめに

今回はTailwind CSSをCDNで使う方法を説明していきます。

どのcssフレームワークを使おうか悩んでいる方に見ていただきたい内容になっています。

参考サイトが豊富にあるため、初心者の方にもおすすめします。

対象者
  • cssフレームワーク選びに悩んでいる方
  • まずはCDNでTailwind CSSを触ってみたい方

まとめはこちらを参照してください。

それではTailwind CSSの説明に移ります。

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Tailwind CSSとは

こちらが公式サイトです。

日本語版はこちらから。

Tailwind CSSは何種類かあるcssフレームワークの一種です。

cssフレームワークとは、ボタンやフォームといった機能のベースとなるcssをたくさん用意した便利css集のことをいいます。

設計者はそのcssで記述されたclassを付与していけば簡単にデザインができるということです。

ただしTailwind CSSは他のcssフレームワークと以下の異なる特徴があります。

  • Tailwind CSS・・・1つのcssに対し1つのプロパティが記述されている
  • その他フレームワーク・・・1つのcssに対し複数のプロパティが記述されている

プロパティというのはdisplay:flex;text-align:center; などのひとつひとつのスタイリングのことですね。

Tailwind CSSの記述の方法は以下のようになります。

See the Pen BapvvgV by shuu11 (@shuu11) on CodePen.

あまり見慣れない書き方かもしれませんが、設計者はhtml側の記述だけでボタンのデザインが完成してしまいます。

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CDNで使ってみよう

Tailwind CSSとその記述方法について説明しました。

それでは実際にCDNでTailwind CSSを使用できるようにしましょう。

以下を<head>タグ内に記述しましょう。

<link href="https://unpkg.com/tailwindcss@^2/dist/tailwind.min.css" rel="stylesheet">

以下のような記述をしてボタンが表示されれば正しく読み込めています。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="UTF-8" />
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge" />
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0" />
    <title>Document</title>
    <link href="https://unpkg.com/tailwindcss@^2/dist/tailwind.min.css" rel="stylesheet">
  </head>
  <body>
    <a href="#" class="inline-block bg-red-200 hover:bg-red-400 py-2 px-6 rounded-full shadow-md">
      ボタン1
    </a>
  </body>
</html>

ボタンの表示
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メリット・デメリット

CDNで使う方法について説明しました。

続いてTailwind CSSのメリットとデメリットについて簡単にまとめていきます。

メリット

cssの記述不要

必要なcssはフレームワークが準備してくれているのでcssの記述が必要ありません。

そもそもcssファイル画面を開く必要がないので画面を広く使うことができます。

class名の命名コスト不要

設計しているとclass名の付け方に悩む経験をされたことがあると思います。

Tailwind CSSでは用意されたcssをhtmlのclassに付与するだけでいいのでclass名に悩む必要がありません。

スタイル変更の影響範囲が最小

スタイルを変えたい場合はcssを修正しますが、想定外の箇所でデザインの崩れが発生することがあります。

Tailwind CSSはclass名の追加・変更だけで済むので影響範囲が限定的になります。

デメリット

学習コストがかかる

cssフレームワークなので当然ですが、用意されたcss名をある程度把握しなければいけません。

とはいってもどんなプロパティなのかイメージしやすいcss名となっているので2,3日あればざっくりと把握できるようになります。

cssの容量が膨大

プロパティ1つ1つにcssが割り当てられているのであれば、当然cssの量が膨大になります。

v2.1.2でビルドしてみたところなんと「3.81MB」もありました。

PS C:\Users\...\test> npx tailwindcss-cli@latest build ./tailwind.css -o ./css/tailwind.css

tailwindcss 2.1.2

🚀 Building: tailwind.css

✅ Finished in 4.43 s
📦 Size: 3.81MB
💾 Saved to css/tailwind.css

このままではとても実務では使えませんが、purgecssというプラグインが組み込まれているのでそちらを使うと数KBまで削減できるので大きな問題はありません。

purgecssというのは使っていないcssを削除して容量を削減するプラグインになります。

cssが膨大になることで一部VSCodeのプラグインの動作が重くなることがあります。

「IntelliSense for CSS class names in HTML」のcss補完プラグインが重くなることを確認しました。

私は代替プラグインとして「HTML CSS Support」を使用しています。

class名が多くなる

こちらが唯一の大きなデメリットでしょうか。

何度かコードを紹介していますが、html側でclassを付与してスタイリングする性質上どうしてもclass名が多くなります。

<a href="#" class="inline-block bg-red-200 hover:bg-red-400 py-2 px-6 rounded-full shadow-md">
  ボタン1
</a>

ただ他の大きなメリットを考慮すれば些細なデメリットかもしれませんね。

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おわりに

Tailwind CSSをCDNで使う方法を説明していきました。

いかがだったでしょうか?

使い慣れるとweb制作時の強い味方になるのでこの機会に導入していただけるとうれしいです!

次回はTailwind CSSの学習に便利なサイトを紹介していきます。

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